2010年発信のページ

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12月31

 

 

 

 

 

     

 

 

 

 

 

 


2010年1月3日

 

今年もよい天気で正月を迎えました。空気も澄んでいて、これぞ日本のお正月という感に心はぐっと落ち着き、引き締まります。

 

2日は箱根駅伝の応援に出かけました。このところ我が家の恒例行事として定着していますが、今年は家内と二人きりです。国道1号線で選手を見守る人の数がいつになく少なく感じました。しかし、選手たちは元気に走り抜けていきました。若い人たちの懸命な姿に「がんばれっ!!」と大きな声援を送りました。声に出して応援すると、選手たちに心が伝わるような気がするのです。

 

我が家の正月はこのようにして明けました。しかし今日、家内や娘たちはすでに仕事が始まり、休んでいるのは私だけになりました。娘たちはすでに自立していて、普段は家内と二人暮らし。それぞれ自分の選んだ道を歩んでいるようですが、正月も顔を合わせられなくなると思ったことはありませんでした。若干の寂しさを感じます。これも時の流れと思い直し、自分の役割を感じながら家族を大切にしつつ仕事や趣味に励もうと思います。

 

また、今年は学びの精神を磨き直したいと考えています。「学びなくして『志』なし」とはある方の弁ですが、大変共感できます。学んでこその『志』、といえるのではないでしょうか。そして志すところに道あり。そんな道を踏みしめて歩きたいと思います。

 

この虎の絵は家内が年賀状用に描いたもので、今にも楽しい演奏が聞こえてきそうです。皆様の心の中に届きますように。

今年もよろしくお願いします。

 

2010年1月31日

 

先週末に東北東京合奏団の新年会が催されました。ここ数年恒例の行事になっています。今年も私たちの合奏団の中から3組の新しいカップルが誕生しました。

 

いつものように弦楽四重奏をメンバーを変えて演奏し、お祝いの言葉に代えます。今回は夫婦で参加できたので、風と主に去りぬという映画の「タラのテーマ」を夫婦で演奏させてもらいました。楽譜を始めてみる曲ですからうまく弾けませんでしたが、大変楽しいひと時でした。

 

3時間があっという間に過ぎました。私が合奏団の最年長なので、お開きの挨拶をすることになりました。私たちの合奏団が創立25周年になることに加え、私たち夫婦が結婚して30年目を迎えることを披露しました。話しているうちに自分でも不思議な感慨が生まれました。自分たちの人生と仲間の人生が大きな空間に包まれるような感覚です。皆の幸せを祈らずにはおれないような気持ちになりました。

 

あらためて仲間のありがたさを噛みしめたひと時でした。

 

2010年4月3日

 

 先週の日曜日、横浜市美術館に行きました。この春開かれているポンペイ展を見たいと思ったからです。絵画の展覧会に出かけることはときどきありますが、歴史に関する展覧会は久しぶりです。

 

 今回ははっきりした思いをもっていろいろな展示物を見ました。歴史展というと、王様が持っていた宝石などこの世で特別な最高のものであったり、ミイラなど普段は目にすることができないものが展示されていることが多いと思います。しかし、ポンペイ展では今から2000年ぐらい前のイタリアの普通の町の暮らしが展示されているのです。

 

 美術館に入り、いろいろな展示物を丁寧に見て回りました。そして、2000年も前にとても豊かな暮らしがあったことがよくわかりました。家具、食器、風呂など、どれをとっても芸術的で見ているだけで心が落ち着きました。当時の普通の人たちがこんなに豊かな生活をしていていたことがわかり、人の心も豊かであったんだろうと想像しました。

 

現代は科学が進歩しとても豊かな生活を営んでいると思いがちですが、もしかしたらわずかの進歩のために失っていることのほうが多いのではないかと思いました。自然や環境の保護は大切なことです。そして、それ以上に豊かな心を大切にする社会であってほしいと思います。普通の人々の暮らしを知りたくてポンペイ展を見に行き、とても大切なことに気づくことができたように感じます。

 

2010年4月4日

 

 今年の春は2回も鎌倉見物をしたので、記録にとどめたいと思います。1日は3月21日の日曜日、もう1日は4月3日の土曜日です。

 

3月21日はロンドンから一時帰国した従兄妹が鎌倉に遊びに来て、台風一過の鎌倉を歩きました。もう何年も会うことがなかった従兄妹ですが、今年の一時帰国では鎌倉に来てくれたのです。高徳院の大仏様を見学し、そのあと長谷寺に行きました。展望台からは由比ガ浜を一望できます。波は高かったですが、暖かい空気が気持ちよく吹いていました。大仏様にも観音様にも願い事をしました。彼女の幸せを祈りました。そのあと鶴岡八幡宮へ。鎌倉見物の定番コースです。イギリスの土産をもらった私は、お返しに鎌倉彫の小物入れをプレゼントしました。夕食を一緒に食べて、別れました。

 

4月4日は家内と一緒に花見のハイキングをしました。以前は子供たちと一緒に何度もハイキングを楽しみましたが、今年は夫婦二人です。コースはかなり短くして、今年は北鎌倉駅から源氏山に登り、寿福寺を通って鎌倉駅に降りました。桜は満開でした。しかし、例年とはちょっと違う雰囲気です。気候変動の影響でしょうか。鶴岡八幡宮前の段葛も桜がほぼ満開でした。しかし、気のせいかこちらも例年より花が少なく感じました。

 

ひとシーズンに2回も鎌倉見物をするのは初めてです。我が家の近くに名所がたくさんあり、この地に移り住んでよかったと思いました。

 

2010年5月2日

 

4月17日と18日の週末に東北東京合奏団の練習会がありました。場所はいつもの蒲田区民センターのホールです。普段の練習と違うことは、学生時代オーケストラに一緒に所属したふたりの友人を招いたことです。

 

このところ会う機会が増え、一緒に音楽をやりたいと話しているなかで、私が所属している合奏団でコンチェルトをやろうということになりました。トロンボーンとトランペットの金管楽器のコンチェルトを合奏団と一緒に演奏しました。弦楽合奏と金管楽器のためのコンチェルトをやる機会はめったにありません。曲や楽譜が少ないし、そもそもそのような仲間が集まることが珍しいのです。

 

 日曜日の午後、ずっと練習をしました。皆心地よい緊張感の中で音楽を楽しみました。一期一会の精神です。合奏団のメンバーには私の友人と初対面の人も多くいましたが、すぐにうち解けて夢中で演奏しました。

 

 学生時代をともに過ごした仲間と、一緒に音楽を楽しむことができた、思い出に残る1日でした。

 

 

2010年6月6日

 

 6月4日の金曜日、横浜スタジアムのナイターを観戦しました。今回は二人の娘と一緒でした。娘たちと水入らずの時間はもう何年振りでしょう。家内が仕事の都合で一緒に来られなかったのです。

 

横浜ベイスターズ対楽天イーグルスの試合でした。3塁側の内野スタンドで見ました。家内が楽天ファンなので子供たちもなんとなく楽天を応援します。試合は12対0と、楽天の一方的な勝利でした。娘たちは「安心して見れた」と納得の様子です。

 

横浜スタジアムでは攻守交替のインタバルの時間に観客の中からユニークな人たちを見つけ出して大スクリーンに映すサービスがあります。何万人というお客さんの中から、数組だけにチャンスが回ってきます。4回裏横浜ベイスターズの攻撃が終わった後、なんと!!娘たちのツーショットが映ったのです。なんという偶然でしょう。野球そっちのけで3人で大笑いし、盛り上がりました。

 

スクリーンに映った写真を球場から2枚ももらいました。娘たちの楽しそうな様子に、私もついついうれしくなりました。1枚を私がもらうことにしました。この思い出を大切にしまっておきたいと思います。

 

 

 

2010年7月4日

 

6月26日の土曜日に東北大学交響楽団の定期演奏会がありました。私の56回目の誕生日でもあります。

 

学生とOBが一緒になって音楽を作り上げていくのは当楽団の伝統になっており、私自身も卒業後30年以上経っても時間をとって演奏に参加してきました。もっとも、だれでも参加できるというわけではありません。現役学生から指名されて参加が許されるのです。ですから、引き受けたからには伝統を伝えることに精一杯心血を注ぎます。昨年はいろいろな出来事があって、声がかかったのに断らざるをえませんでした。今年は心機一転、学生のために役立とうという気持ちで引き受けました。

 

5月と6月に1度ずつ練習に参加しました。先週末、いよいよ本番のため、仙台に向かいました。今回、ぜひ参加したい理由はもうひとつありました。これまでずっと練習指揮を続けていた後輩が、定期演奏会でデビューするので、彼のために少しでも力になりたかったのです。奏者とは比較にならない緊張感でしょう。彼のデビューを見届けたいと思いました。

 

リストの前奏曲とドボルザークのスラブ舞曲の演奏を終え、緊張感が充実感に変わりました。みごとな指揮ぶりだったと思います。後半は大先輩の常任指揮者でチャイコフスキーの交響曲第5番を演奏しました。これも堂々とした演奏に仕上がったと思います。

 

これまで以上に、若い学生の燃えるようなエネルギーを感じることができた演奏会でした。慰労会の席で、「これからもずっと音楽を続けるように」と励まし、仙台をあとにしました。本当に充実した週末になりました。

 

 

(続編)

実は、代休を取って仙台に行ったのですが、週明けの月曜日に会社に行くと大問題になっていました。大事な仕事を放り投げたと思われたのです。言い訳をすればきりがありません。素直に反省することしきりです。この時ばかりは自分が二人ほしいと思いました。この後は仕事に精を出さねばなりません。

 

2010年8月29日

 

 例年に増して暑い夏が続いています。先週末、大阪から母親と甥がわが家に遊びに来ました。この暑さにめげず、横浜、横須賀、鎌倉と遊びまわりました。

母親は毎年遊びにやってきますが、この時期は初めてです。暑いのに大変だろうと思いきや、孫のためならどんなことでも、という勢いで大学生の甥っ子と一緒になって動き回りました。土曜日は家内と4人でみなとみらいと中華街に出かけました。久しぶりに大観覧車に乗って、みなで大騒ぎしました。大桟橋に「飛鳥U」が泊っているのを見つけました。水上バスに乗って山下公園まで行き、そのあと歩いて大桟橋に行きました。氷川丸も見物してから中華街まで歩き、中華料理を食べました。

日曜日は横須賀の三笠公園に行って、戦艦三笠の見学をしました。大変暑い見学でしたが、みなは大喜びです。3隻の船を見比べて、あらためて歴史の流れを感じることができました。明治から大正、昭和の初期にかけて、日本人の心意気と世界情勢の大きな渦、そしてその渦の中で日本が選んだ道の一端を見ることができました。そして、まさしく過去の歴史の先に現代があるのだということを実感することができました。甥っ子も感じるところがあったようです。

私の考えや行動が、若い人たちに間違いなく影響を与えていることを実感した週末でした。私自身が信念を持って行動しなければならないことを改めて理解しました。多様な価値観が入り混じる現代にあって大変なことではあるけれど、だからこそ自分の価値観で行動しなければならないと思います。

 

2010年9月12日

 

 私のホームページ来場者が述べ五千人を越えました。200135日に公開して以来9年以上かかりました。やり始めたときは、まだ個人のホームページが珍しい時代でした。どんな風に作るのかという興味からはじめました。特に宣伝をするでもなく、自分の記録になればという気持ちで続けてきました。実際、日記ならぬ月記のようなものです。

ただ、このホームページの作文で心がけてきたことがあります。やさしい文章で、誰にも私を理解してもらえるよう気をつけたことです。そしてその時の私の心持ちを素朴な言葉で必ずひと言だけ加えました。

おかげさまで、リピーターが少しずつ増えました。しばらく更新しないと、「元気か?」と心配してくれる友達や、「楽しく読みました」とコメントを返してくれる人がいます。続けて来てよかったと思える瞬間です。純粋にうれしくなります。

いつまで続けるのか目標はありませんが、記録に残したいと思ったことがあるかぎり、続けていくつもりです。今後もご声援よろしくお願いします。

 

2010年9月23日

 

先週末は、合奏団の合宿がありました。今年も23日で河口湖に行きました。行き帰りの道路は渋滞しましたが、川口湖畔の合宿所はとても快適です。最高気温が25度と都心はまだ夏日だというのに、ちょうどよい避暑になりました。

 

しかし、演奏になると熱くなります。今年は

1 モーツアルト          アイネクライネナハトムジーク

2 ヴィヴァルディ    合奏協奏曲OP.3-1

3 チャイコフスキー   弦楽セレナード

3曲を練習しました。

 

それぞれ難しい曲ばかりですが、一生懸命練習しました。少しでもよい演奏になるよう、奏者はお互いにアイデアを出し合い、演奏スタイルを変えていきます。苦しい場面もありますが、よい演奏になったときは皆の心がひとつになります。よく知っていると思っている曲でも、いつも新しい発見があり、自分が変わっていることに気づきます。

夜は恒例の宴会。ビールとワインを飲んでも演奏を続けました。これが合宿の醍醐味といえる楽しい時間です。皆和気藹々とこの時間を楽しみます。それぞれの個性を感じる時間でもあります。

3日間があっという間に過ぎ、別れを惜しんで帰路につきました。

 

2010年10月3日

 

 先週の日曜日に、日帰りで勝沼ぶどう郷に行きました。家内と次女も一緒でした。勝沼ぶどう郷は何年も前からこの時期に訪れています。今年は電車で行きました。最初に行き始めたころは自動車でドライブしながら、日帰り旅行や泊り掛けでした。しかし、一昨年から電車で行くことにしました。

勝沼ぶどう郷はワインの生産地として有名なところで、ワイナリー巡りが毎年我が家の楽しみになっているのです。ワイナリーを訪ねると、必ずテイスティングさせてくれます。いろいろなワイナリーを巡って、テイスティングしてはワインを購入して歩くのが楽しみなのです。

今年もよい天気でした。3人ともリュックサックを背負って出かけました。勝沼ぶどう郷の駅で降りた私たちは、1時間ほどハイキングを楽しみ、そのあとぶどう狩りをして遊びました。そのあとはワイナリーめぐりです。午前中に3つ、午後に4つのワイナリーを訪問しました。どのワイナリーでもとても親切に迎えてくれました。

訪れたワイナリーで必ずワインを購入します。ワイナリーによって少しずつ味が違いますが、それが楽しいのです。夕方になると3人のリュックサックはワインでいっぱいになります。テイスティングで少々酔いがまわり、「後ろに倒れそう!!」とは娘の弁。ワインとぶどうでずっしり重くなったリュックサックを背負って帰路につきました。ささやかな楽しみですが、我が家にとってとても大切な時間です。今年もたくさんの思い出が残りました。

 

 

 

2010年11月21日

 

 昨日はWINE研究会主催のシンポジウムに参加しました。今年のテーマは「地域に根ざした、しなやかな経営を探る」でした。『私たちの街づくり提案』を小学生、中学生、高校生から募集し、集まった172件を大学の先生方が審査して、最優秀賞、優秀賞を選びました。

 

第1部では子供たちが自由な発想で書き上げた提案の発表に会場の大人が熱心に耳を傾けました。どれもすばらしい内容で、子供からも学べるということを実感しました。これからの時間軸を考えると、むしろ、子供から学ぶべきことがあるのではないかと思いました。生活の場を地域と捉えたとき、子供たちに役立つ大人がいるべきであろうと思いました。

 

 午後1時から始まったシンポジウムは2部構成で5時に終わりました。地域経営の奥深さを垣間見た気がします。地域に暮すひとりひとりの役割りがますます増していくと思います。そのような時代変化の中で、市民としての責任を果たしてこそ社会人といえるのだろうと思います。

 

 WINE研究会のシンポジウムはあらゆることが手作りで、全員参加型のシンポジウムです。聞くだけになりがちな一般的なシンポジウムでは経験できない貴重な時間を持つことができます。1年半ぶりの平塚の仲間と楽しく有意義な週末でした。

 

2010年12月31日

 

 12月の4日から12日までリフレッシュ休暇を取って仙台に行きました。東北大学交響楽団の定期演奏会に出演するためです。

 

 今回は指揮者にウクライナからローマン・コフマンさんを招いての演奏会でした。3日の午後来日し、4日から11日の演奏会の日まで仙台に滞在して練習するというスケジュールに合わせて、私も1週間を仙台で過ごしました。

 

 演奏会までの1週間は本当に音楽三昧で、毎日我がままで自由な生活をしました。私が尊敬する音楽家の家に泊めてもらったり、そこに集まる学生さんたちと室内楽を楽しんだり、懐かしい先輩方と飲み会をしたりと、こんなに自由な生活は学生時代以来始めてかもしれません。

 

 週末には家内を呼び寄せ家内の父親の墓参りをし、土曜日の演奏会を迎えました。今回は、ボロディンの「韃靼人の踊り」、シューベルトの交響曲第3番、そしてムッソルグスキーの「展覧会の絵」を演奏しました。ロシア出身のコフマンさんの指揮ですから、会場は大盛り上がりです。学生の精魂込めた演奏に混じって私も力の限りヴァイオリンを弾きました。満員の「萩ホール」ですべての演奏が終わった時、奏者と聴衆の間に感動の渦が舞い上がったように思えました。

 

学生さんたちにもとても大切にしてもらい、感激で心が洗われるようなすばらしい1週間になりました。またいつかこのような時間を持ちたいと思いつつ、仙台を離れました。

 

大切なことを書き留めようと思い立って、年の瀬にこの感動を思い起こしました。