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2012年12月2日

 

先週は会社からリフレッシュ休暇をいただいて、仙台に行ってきました。東北大学交響楽団の定期演奏会に出演することが目的です。159回目の定期演奏会です。私が大学入学と同時にオーケストラに入って初めての演奏会が第80回でしたから、もう39年もお世話になっていることになります。

 

練習に参加する以外の時間は私が尊敬する音楽家や先輩、後輩に囲まれて楽しい毎日を過ごしました。現役の学生も大変親切にしてくれるので居心地がとてもよいのです。夜は国分町に繰り出し美味しい料理とお酒で語り合います。お決まりのパターンですが、何度経験しても新鮮です。そして、このような時間を過ごしながら演奏会に向けて気持ちを高揚させていきます。

 

12月1日の土曜日の夜、演奏会の時を迎えました。プログラムに入る前に、今回も昨年3月の東日本震災で亡くなられた方々に捧げる追悼演奏を行いました。ウイリアム・バードのミサ曲から「キリエ」を選んで当団副指揮者が編曲した音楽を演奏しました。心のこもったすばらしい演奏ができました。音楽を大切にしている被災地の編曲者が被災者への想いを綴った音楽は、末永く称えられ語り継がれるべきではないかと思いました。

 

追悼演奏のあと、この日のために学生が2ヶ月かけて練習を重ねたヴェルディ、ハイドン、チャイコフスキーの音楽を演奏しました。私の先輩でもある常任指揮者の指揮のもとで若さあふれるすばらしい演奏会となりました。自分自身には反省ばかりですが、この楽しさには変えられません。

 

いつものことですが、後ろ髪を引かれる思いで仙台をあとにしました。

 

 

2012年11月18日

 

10月に会社の健康診断を受け、先日その結果が手元に届きました。私は今58歳ですが、私の父親は58歳でなくなったので、それなりに意識しています。新年を無事に迎えることはある意味で親孝行ではないかと思うのです。

 

結果はおおむね良好でした。検査項目の中で基準範囲を少し越える項目が幾つかありましたが、直ちに治療しなければならないほどではありませんでした。もう20年近く健康診断の結果をデータ蓄積していますが、基準範囲が少しずつハイレベルになっているような気がしてなりません。健康に気をつけることはとてもよいことですが、人を不安にさせるようではいけません。検査項目の増えることが何度かありました。調べるのはよいことだと思いますが、知らなくてもよいことがあるような気がします。

 

お医者さんに意見をするつもりはありません。年に一度の健康診断の機会に、心身の健康を内省してみたかっただけです。歳を取るごとに少し頑固になっているかもしれません。

 

2012年10月14日

 

 今日は朝早く起きて家内と一緒に東京スカイツリーに行きました。人の多い場所はあまり好きではないのですが、そんなことを言っているといつまで待っても上れない気がしたので思い切って出かけました。近くで仲間がやっているオーケストラの演奏会があるので、午後は友達の顔を見に行きました。

 

 ちょうど8時にスカイツリー前に着きました。1時間ほど並んで展望台行きエレベーターに乗ることができました。あっという間に展望台に着くとそこは地上350メートルの世界でした。さらに上の展望回廊に登ってみることにし、少し待ち時間を過ごした後、展望回廊行きのエレベーターに乗りました。たくさんの人が地上を見下ろして歓声をあげていました。360度のパノラマが楽しめるよう、スカイツリーのマフラーのように展望回廊が設置されています。お天気もよく、ゆっくりと地上450メートルからの眺めを楽しみました。地図で覚えている方向感覚と違った新鮮なものでした。

 

 最高到達点からの眺望をしばらく楽しんだあと、次は葛飾シンフォニーホールに向かいました。演奏会前に仲間と挨拶を交わしたあと、ワグナーとメンデルスゾーンを聴きました。

 

演奏会場を出て、今度は次女と待ち合わせて横浜赤レンガのビール祭りに向かいました。小雨が降る中、ビール祭りの会場を一回りしました。今日が最終日とあって、すごい人混みでした。今日は人の多いところばかり3箇所を巡って、少し人あたりしたようです。しかし、たまにはにぎやかでよかったと思います。からの眺望を最高到達点

 

2012年10月8日

 

 今年も勝沼ぶどう郷に家内と出かけました。今年は春にも行ったので、2回目です。今回は一駅先の塩山で降りて、放光寺を目指しました。いつもは真っ先にワイナリーに向かうのですが、今回はワイナリー巡りとは別の目的がありました。

 

 放光寺は、塩山から北に6キロあたりにあります。武田信玄の墓がある恵林寺は有名ですが、放光寺はその先です。ここには日本最古の愛染明王像が安置されているのです。一昨年、我が家の近くにある青連寺で愛染明王像を手の届くような距離から見た後、そのすばらしさに愛染明王像の虜になっていました。その後さまざまな仏像を拝観しました。最近になって日本最古の愛染明王像が勝沼ぶどう郷からすぐのところにあることを知り、それをどうしても見たくなったのです。

 

 放光寺に着いて、家内と一緒に愛染明王像を探しました。お寺は人影もまばらで、声を出して人を呼ぶことも遠慮するような静寂がありました。意を決して呼びかけるとすぐに住職が出てこられました。私達ふたりに住職がついてお寺の歴史などを説明してくれました。そして、愛染明王像が安置されている場所を教わり二人で拝観しました。じっくり見つめると心が落ち着きます。今日ここに来てよかったと思える瞬間でした。

 

 拝観を済ませたあとは、恵林寺を見学し、そのあとはいつものワイナリー巡りに向かいました。一日中歩き回ってワイナリーを見つけては試飲し、気に入ったワインを購入しました。今年もリュックサック一杯にワインを詰め込んで帰りました。

 

2012年8月20日

 

 昨日は鎌倉市野球協会秋の大会第1回戦がありました。今日は参加者が少ないので、私が出場することになるといわれていました。Bクラスは若くて強いチームとの対戦ですから気合が入ります。

 

 8時30分に試合が始まりました。1点を先取して守備に就きましたが、守備の乱れから6点を失い苦しい展開に。5回までに4対6まで追い上げて迎えた最終回の6回表。先頭打者がツーベースヒットを放ち、この場面で私の打順が回ってきました。ヒットでまず1点を返す、このような気持ちで打席に入りましたが結果は空振り三振に終わりました。そのあと1点を取りましたがここで力尽きて試合終了。

 

5対6で負けてしまいました。秋の大会はこの2年間決勝までコマを進めていただけに残念でなりません。自分がヒットを打っていれば違った展開になったのではないかと思うとなおさらです。いつまで野球をやれるかだんだんに心配になる今日この頃ですが、それでも悔しいのです。

 

 今年のBクラスははやくも秋が終わってしまいました。まだ夏真っ盛りだというのにどうしたことでしょう。悔しい思い出になりました。

 

2012年7月16日

 

昨日から1泊2日で仙台に出かけました。東北大学交響楽団の定期演奏会を聴くためです。

 

ここ2年間は春と秋の定期演奏会に出演していましたが、今回は仕事の都合でどうしても出演することができませんでした。オーケストラの後輩が定期演奏会の全曲を指揮する大切な舞台で、一緒に演奏したい気持ちでいっぱいでしたが、せめて演奏会の会場で同じ時空間を共有したいと思いました。

 

演奏会は東北大学百周年記念会館川内萩ホールで行われました。昨年の大震災の追悼演奏のあと、チャイコフスキーとバルトークの組曲が演奏されました。そして休憩のあとはブラームスの交響曲第1番が演奏されました。伝統的な演奏のなかに指揮者の新しい息吹が織り込まれたみごとな響きでした。コンサートマスターの大ソロは若者らしい颯爽とした演奏でした。演奏会が終わったあと、やっぱり演奏のほうに加わりたいと思いました。

 

演奏会のあとは、いつものように慰労会、2次会、3次会と若い人たちと一緒に朝まではしゃぎました。本当に楽しい時間です。いつものことですが、後ろ髪を惹かれるように仙台をあとにしました。楽器を持っていないことが、なんとも不思議な感じがしました。

 

2012年6月24日

 

 20日と21日は、会社の研修旅行がありました。1泊2日で宮城県を訪れました。私にとって宮城といえば仙台で、しかも必ずといっていいほど楽器を持って行きます。しかし、今回の宮城は南三陸町や松島、塩釜など昨年3月11日の大震災と津波で被災した町めぐりです。

 

 仙台まで新幹線は通いなれた道。仙台に着くと、海岸にほど近い蒲鉾工場に伺い、地震の怖さと復旧の苦労話をお聞きしました。そして南三陸町のホテルに宿泊した翌日、朝早くからバスに乗って志津川町に入りました。この地の防災庁舎は津波災害の象徴ともいえる場所で、私達の他にも大勢の人が集まっていました。ここで尊い命が奪われたのだと思うと、込み上げる感情を抑えることができませんでした。

 

 そのあとは松島まで戻り、松島観光の船に乗りました。ここでも地震や津波の爪跡があちこちに見えました。塩釜の岸壁もいまだに地盤のゆがんでいる場所がそのまま残っていました。

 

自然災害といえばそれまでですが、過去にも同じような災害があったにもかかわらず、時が経てばまたもとに戻るのではないかと心配になります。自然の営みを受け入れるような生活様式に変えなければならないと思いました。このところの原発問題でも同じようなことを感じます。かつて科学技術は不可逆だというような言い方が流行しましたが、いまや経済活動も不可逆のように見えてしまいます。なぜ経済活動のために原発に頼ろうとするのか私にはよく分かりません。

 

 

2012年5月3日

 

今年も神奈川大学から依頼を受けて、4月25日に文理融合講座「循環型社会論」に出講させていただきました。私がどれだけ役に立つのだろうという不安と、若い人たちに語りかけることができる喜びが交錯する中で準備をしました。今年で5年目となりましたが、毎年自分を振り返るよい機会になっていることにも気づきました。

 

 とはいえ、講義の基軸は5年間変えていません。今年も「異なる組織軸から取組む環境問題」と題して講義させていただきました。たいていの人は幾つかの組織に参加していますが、私はNPO、会社、家庭という3つの組織でどのように環境活動に係わっているかいう実例を示したあと、循環型社会に向かって私がやれること、やりたいこと、やらなければならないことを話しました。現代社会の問題点を幾つか指摘し、自分自身もジレンマを持っていることを赤裸々に語りました。そして私の話に熱心に耳を傾けてくれる若い人たちに、私からのメッセージを伝えました。

 

 かっこよくいえば私の講義はこのような内容です。今年は積極的に質問する学生が何人もいて、私も精一杯答えました。対話ができるのはとてもうれしいことです。

 

一生懸命に聞いてくれる学生さんに少しでも参考になることを祈りつつ帰路につきました。

 

2012年4月8日

 

先週末、2年前から始めたレッスン会を久しぶりに開催することができました。昨年の大震災で計画が延期になって以来でした。私が年長者ということからまとめ役をやっています。1年以上この日を心待ちにしていましたが、願いはついに叶いました。

 

いつものように、親しくさせていただいているピアニストのお宅をお借りして、今回は11人の仲間が参加しました。私は日曜日にレッスンを受けました。今回はカヴァティーヌという名の小曲を選びました。そして、今回初めてビオラでレッスンしていただきました。

 

レッスンが始まるまえの自分と、さまざまな指摘を受けたあとの自分の変化に気づきます。ピアニストに大いに助けられましたが、心をこめた充実した演奏ができたと思います。指導してくださった音楽家やずっと聴いていてくれた仲間に感謝の気持ちでいっぱいです。いつか、木の家で演奏させていただければと思いました。 

 

レッスンを受けた仲間がそれぞれ新しい自分を発見してもらえたなら、このような企画をお世話する冥利というものです。これからもずっと続けていきたいと思います。

 

2012年3月4日

 

 昨日、昼前から御茶ノ水に出かけました。久しぶりに日差しが暖かく感じられました。とはいえ散歩したのではありません。日本経営診断学会関東部会が開かれる明治大学に行ったのです。「経営診断学の基礎理論シンポジウム」に参加しました。

 

 私が長い間お世話になっている海老澤栄一先生の集大成理論ともいえる基礎理論に対する討議が行われました。経営診断の分析軸を空間、人間、時間、資源、循環の五つとし、過去の総括から見出せる未来への変容を説くものでした。私が感想を述べることなどおこがましい限りですが、過去−現在−未来を繋げ、いま変容すべき方向を指し示そうとするものでした。

 

 プレゼンテーションの後、当然のことながら議論が白熱しました。現在の延長線上に未来を描こうとする人と、変容を受け入れるための準備に思いをめぐらせる人がぶつかり合います。基礎理論とは、それ自体を乗り越えることができるしなやかな理論でなければならないと感じました。そして、海老澤先生が提案する基礎理論はまさにそのようなものであったと思います。

 

 3時間にわたるシンポジウムに参加して、無事澄然と有事斬然のどちらも大切であることをあらためて感じました。

 

 

2012年2月26日

 

2月11日と12日に東北東京合奏団の大練習会がありました。私が学生の時からずっとお世話になっていて尊敬している音楽家夫妻にお越しいただいて、練習をしていただきました。  

 

以前は私たちの合宿に来ていただいていた時期もありましたが、その後しばらく指導していただく機会がもてないままになっていました。昨年1月の創立25周年記念演奏会に久しぶりに来ていただいた後、今回のような時間をもつことができればよいと願っていました。1年ぶりに願いがかない、週末の2日間を楽しく過ごしました。

 

今回はハイドンの交響曲とモーツァルトの室内楽のレッスンを受けました。ハイドンの交響曲は若い頃よく演奏しましたが、今回は弦楽合奏版の楽譜を用意してシンフォニーの醍醐味を味わいました。東北東京合奏団はその名前のとおり弦楽器だけの合奏団ですから、交響曲を演奏する機会はありませんでした。おそらく合奏団を始めて以来のことだと思います。弦楽合奏のために作曲された音楽とは違う大掛かりな構築美を経験することができました。弦楽合奏で演奏しても、交響曲の響きがしました。

 

モーツァルトの室内楽も若い頃から何度も演奏している曲ですが、今回は広いホールの包容力も借りて、すがすがしい演奏をすることができました。レッスンを受けながら音楽の味わいが増す場面が何度もあり、美しいハーモニーを奏でることができたと思います。音楽はこころを豊かにしてくれるという実感を持てた2日間でした。ご夫妻に感謝の気持ちを伝えて分かれました。

 

2012年1月2日

 

 今年も無事に正月を迎えました。お天気は良く穏やかに感じますが、昨年の震災の影響を受けて先を案じている人も多いのではないでしょか。しかし、進める人から前に向かって行かなければならないと思います。

 

 「ひとりから できることから こころから」をモットーにしている私としては、人のために自分ができることを見つけて、少しずつでも思いを形にしていきたいのです。人のためになることは、まず自分が心から傾倒していなければなりません。この世に生かされていることに感謝しつつ、自分が信じる道を歩みたいと思います。

 

 今年は「無事澄然」の心境で一年を送ろうと思います。澄んだ心で無事を祈り毎日こつこつと過ごす、そのような一年でありたいです。どうぞよろしくお願いします。