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2008年1月14日 今年の正月も箱根駅伝の応援に出かけました。昨年との違いは応援のメンバーです。実家から遊びに来ていた母親と、昨年我が家と同じマンションに引っ越してきた家内の母親が一緒の4人連れだったことです。 わずかばかりですが親孝行をしたような気持ちになれた少し長めの正月休みのあと、7日から仕事が始まり早1週間が過ぎました。初日は昨年から温めてきた「行動指針」を職場で発表し、皆に受け入れてもらうことができました。心のよりどころを持つことができ職場やメンバーのこれからの成長が楽しみです。 私自身は「自処超然」をテーマにすえて頑張ろうと決めました。難しいことですが、自分自身に必要なものはわずかであることに気付けば、自分を超えられるのではないかと思います。どうか御声援をお願いします。 そして今年こそ、毎月1回の発信をやり遂げたいと思っています。乞う御期待! |
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2008年1月21日 昨日は感動的な1日でした。仲間と一緒にやっている東北東京合奏団が蒲田市民センターでひさびさに演奏会を開催しました。 演奏会といってもお客さんを団員の身内に限って、それ以上に特にPRしないようにし、静かでささやかなものでした。このような音楽の場を持つ団体は大変少ないと思います。しかし私達の目指す音楽は外に向かって発散させるような音ではなく、むしろ人間の内面を感じあい響かせあうようなハーモニーです。私達の合奏団にふさわしい催しでした。 昨年の秋に毎年恒例の合宿を岩井海岸で持ちました。そのときに練習した曲を家族に聴いてもらいました。ヘンデルの合奏協奏曲Op.6-9とドボルザークの弦楽セレナーデです。短い練習期間でしたがここぞという時の仲間達の集中力に感激しました。家族の皆さんに喜んでもらえたことが何より嬉しいことでした。一緒に音楽をやっていてよかったと思えるひと時でした。 音楽がこの世に必要とされて生まれ発展してきた原点を見ることができたと思います。このような時間を機会があればまた創造したいものです。 |
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2008年2月3日 先週の土曜日、長くお世話になっているピアニストを訪ねて音楽をする時間を持つことができました。音楽のために生きて来られたピアニストとデュエットをする機会に恵まれました。 学生時代からの仲間と一緒に訪問しました。私はドボルザークのソナチネとベートーヴェンのバイオリンソナタ第1番を弾きました。特にあらかじめ練習をしたわけでなく、ベートーヴェンは初めて弾いたのですが、ピアノに導かれるように心地よく演奏することができました。本当は精一杯の練習をしたあと臨まなければならないことですが、失礼とは思いながらもあまりの心地よさに感激してしまいました。 会話をする時間はほとんどなかったのに、深い充実感が残りました。これが音楽のすばらしいところなのでしょう。ピアニストも同じような気持ちでいることを祈りつつ、1日を終えました。 断片化が進むこの世の中で、音楽を通じて全体を感じることができたすばらしい日になりました。 |
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2008年3月9日 いよいよ春の訪れを感じる季節がやってきました。そして、昨日鎌倉野球協会の主将会議がありました。春の大会の組合わせ抽選を行いました。 昨年の秋の大会では準決勝まで勝ち進み、鎌倉市でベストフォーという成績を残すことが出来ました。といっても、私は一応監督という肩書きをもらっているものの、勝利の原動力は若い人たちです。接戦あり、大勝ありでさまざまな経験を積みました。試合を重ねるごとに若い選手が活き活きしてくるのを感じました。 実は、昨年の秋の大会で1対1の引分け、特別延長ルールで球史に残る(?)戦いをものにしました。ワンアウト満塁からスクイズプレーでサヨナラ勝ちをおさめたのです。その感動と印象がいまだに強く残っていて、原動力となった若い人たちが今年はどれだけ頑張ってくれるのかと思うと、心がうきうきしてくるのです。 春の大会1回戦は初参加のチームとのカードに決まりました。これから練習を本格化して優勝目指して頑張ります。 |
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2008年4月29日 4月に入ってから、久しぶりに超多忙な日が続きました。仕事について解決しなければならない課題が降って沸いたように突然現れました。 ある課題解決のために、珍しくひとつのことに集中してことにあたることになりました。こんな時期に限って、ほかにもやりたいこと、やらなければならないことをいくつも抱えてしまいました。忙しくしているとついつい充実していることと勘違いしてしまいます。私は常々忙しいことと充実していることを捕らえ間違えないように気をつけてきたつもりなのですが、一方で没頭するとなかなか抜け出せなくなるのです。 幸運が重なってなんとか出口が見つかり、気がついたときにはすでに月末を迎えていました。この後はまた自分のペースを取り戻せそうです。扉を開ければ扉を閉めるように、ひとつひとつ丁寧に事を進めることが本当の充実感に繋がるのではないかとあらためて思いました。 一年をとおして最も晴れやかなこの季節を、充実感を持っておおいに楽しみたいと思います。 |
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2008年5月7日 ゴールデンウィークといっても、私が勤める会社は3日から6日の4日間でした。仕事上の問題解決にようやく目途がついたというものの5月2日まで結構忙しく仕事をしました。 そして迎えた4連休は今年も木の家に駆けつけ音楽三昧。しかし、2泊3日ですから寝る間を惜しんでバイオリンを弾きました。3日はコンサートを聴きました。正直なところ腕がむずむずします。コンサートの後、いつものとおり出演しなかった人も一緒に演奏できる時間になりました。朝の4時ごろまで夢中で音楽を楽しみました。 次の日起床はお昼頃になってしまいましたが、若い頃大変お世話になった先輩とも一緒にモーツァルトやハイドンの室内楽を演奏しました。夕方からは再び木の家で合奏の練習会です。食料もいっぱい準備されて弾いては食べ、食べては弾きという感じです。7時から始めて終わったのはこの日も3時をまわっていました。なんという楽しい二日間だったことか。 言葉には言い尽くせないほどの喜びを感じることのできた2日間でした。もう一晩音楽をやっていく仲間もたくさんいる中、私は後ろ髪を惹かれるように仙台をあとにしたのでした。体は疲れましたが、心はきれいに磨かれた3日間でした。 |
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2008年5月25日 今週の水曜日(5月21日)は、私にとって大変思い出に残る出来事がありました。神奈川大学からお誘いを受け「循環型社会論」という講座で講師を務めたのです。 この講座は経営学部と理学部の両方の学生さんのために開設された”文理融合講座”で、私自身心から共感できる主旨の講座です。長くお世話になっている経営学部の海老澤澤栄一先生に推薦いただいて、1時間30分の講義をさせていただく機会を与えてもらったのです。 講義などしたことがない私ですから、準備の段階ではいろいろなことを心配しました。若い学生さんの将来に役立つかどうか、とりわけ不安でした。周到に準備したつもりでも、いざ教壇に立つと久しぶりにかなり緊張しました。私が経験してきたことの紹介が中心でしたが、循環型社会への課題などを私なりに精一杯お話しました。 学生さんは思いのほか真剣に聞いてくれました。10分ほどの質疑応答時間ではあちこちから手が上がり、核心を得た質問がたくさん出ました。それに私は一生懸命答えました。若い人たちの目の輝きを見て、日本の将来に希望が持てました。私ももっと真剣に先を見なければならないと勇気付けられた一日でした。 |
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2008年6月28日 6月21日に母校の交響楽団の第150回定期演奏会がありました。今回も学生から声がかかり、OBとして出演することができました。 大正12年から連綿と続く交響楽団が150回目の節目の演奏会を持つのです。その日に向けてムードは高まります。私自身も80回の演奏会の時に入団して以来ずっとかかわってきたオーケストラですから、普段に増して力が入り心がこもります。東北大学交響楽団は定期演奏会10回ごとに必ずベートーヴェンの第九を演奏することが伝統になっています。今回はそのほかにブラームスの大学祝典序曲、ベートーヴェンの合唱幻想曲がプログラムに組まれました。記念すべき演奏会にふさわしい華やかで重厚な内容です。 梅雨の合間をぬってお天気にも恵まれた当日、演奏会場には座席をすべて埋め尽くすほどの聴衆が集まりました。演奏は6時30分から始まりました。大学祝典序曲の後は、合唱団とピアノ、そして歌のソリストが加わりベートーヴェンの合唱幻想曲を演奏しました。最後はベートーヴェンの第九交響曲です。舞台の上には70歳を超えた日本を代表するソリストから、今年大学に入学したばかりの18歳の学生まで、200人を超える人たちが勢ぞろいし、音楽に心を合わせました。私も一緒に演奏できた喜びを感じながら一生懸命バイオリンを弾きました。 演奏会のあとも感激と興奮のさめやらぬまま夜遅くまで仲間たちと語り合いました。150回のセレモニーも無事に終了し、思い出深い一夜となりました。 |
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2008年7月27日 おとといの夜、遠方から友が我が家を訪ねてくれました。学生時代にオーケストラを一緒にやっていた仲間です。 彼は今年の春、天皇陛下から紫綬褒章を授かったということで、ひとしきりその話になりました。自分と同世代の仲間がこのような晴れやかな賞をもらうと、私まで嬉しくなります。苦労も多かったのでしょうが、そんな様子はまったく感じません。常に前向きに生きてきた結果だろうと感心しながら、ワインで乾杯しました。 私の家内とも旧知の仲なのですが、友は私の家内のために漢詩を一句したためて菊の御紋の入ったお土産と一緒に我が家に届けてくれました。 我独飲酒長秋夜 虫鳴風梯深旅愁 我想女也弾小提琴 眼耳満意開新宙 私たちのために作ってくれたこの漢詩は宝物としてずっとわが家の記憶に残ることでしょう。 夜半過ぎまでおおいに盛り上がった楽しい夜でした。 |
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2008年8月30日 先週末、仙台市秋保にある木の家で「第6回木の家コンサート室内楽の会」が開催されました。木の家コンサートはすでに5年も続いていますが、昨年から室内楽中心のコンサートも開かれるようになったのです。室内楽コンサートは私自身初めての出演でした。 仲間がバイオリンやチェロ、ピアノ曲をみごとな演奏で進める中、私はバイオリン4本とピアノの小曲に加わりました。皆忙しい中を木の家に集まるので、練習は前日の真夜中1回だけでした。それでも以前から気心の知れている5人ですから、本番では楽しい演奏ができたと思います。 いつものことながら木の家では濃密でしっかりとした時間が流れました。演奏者と聴衆のあいだにほのぼのとした暖かな感動が広がりました。バイオリンをやっていて良かったと思う瞬間がありました。演奏の途中で意識の奥深くから感情が湧き出しました。 音楽のために人生をささげた人たちと一緒になって、本当にしみじみとした幸せを感じることができた一日でした。 |
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2008年9月14日 昨日、私が住んでいるマンションの集会室で小さなコンサートが開かれました。出演者は私と私の家内、そして家内の友人です。バイオリン2本とピアノで日本の唱歌をいくつか演奏しました。 敬老の日にちなんで、マンションの自治会の方から昔懐かしい音楽をやってもらえないかと頼まれていました。実は8年前にも同じメンバーでクリスマスの時期に演奏したことがあり、それを覚えてくれていた方からまた頼まれたのです。わが子が育った地域の皆さんに少しでも役に立てればという気持ちでお引き受けしました。 小さな集会室ですが会場は満員、40分の間に7曲演奏しました。「宵待ち草、雨降りお月さん、あわて床屋、蘇州夜曲、叱られて、この道、浜辺の歌」です。そして最後に聴きに来てくださった皆さんと一緒に「ふるさと」を歌いました。 大変喜んでいただき、アンコールに「赤とんぼ」を演奏しました。あとでたくさんの方から感想が寄せられました。あの歌のときは涙が出そうになったとか、あの曲にはこんな思い出があるんだとか、皆さんそれぞれ曲にまつわる想いを持っていらっしゃることがよく分かりました。音楽は心と心で繋がるんだということにあらためて気づきました。 天気もよく幸せな1日でした。 |
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2008年10月19日 先週末、毎年恒例になっている東北東京合奏団の合宿が今年も岩井海岸でありました。お世話になるのはいつもの大紺屋さんです。表を作ってながめてみると、1995年以来すでに12回もお世話になっていることに気づきました。 2泊3日でいつもどおりのスケジュールです。ただ、今年は私が1曲指揮をすることになりました。20人ほどの弦楽合奏の指揮は久しぶりです。曲はグリーグの「ふたつの悲しき旋律」を選びました。何年か前にも練習した曲ですが、私はこの曲がとても好きなので選びました。 指揮で音楽に加わると、自分で楽器を持って参加するより全体を捉えることができます。全体を捉えた中で各パート、各人とアンサンブルするのはとても楽しいものです。私より若い人たちばかりなのでそれなりに一目おいてくれていることがよく分かります。私のやりたい音楽をよく感じ取って演奏してくれました。ですから責任は重大です。結果として私の至らなさがそのまま音楽にも表れていたのではないかと思います。 若い仲間がどんどん増えて、わが子と同じ世代の人たちと一緒になって音楽ができることは本当に幸せなことです。突然ふとそんな気持ちになった楽しい合宿でした。 |
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2008年11月30日 昨日は平塚WINE研主催のシンポジウムがあって、私も参加しました。「バルコニーから観る○○○の風景」(−気づき、異なり、発見−)というテーマのシンポジウムでした。 毎年手作りのシンポジウムで今年が4回目です。WINE研の仲間がますます増えていますし、ノーハウの積み重ねで準備から進行に至るまでみごとなくらいスムーズに進みました。また主催者がお金を出し合って運営するシンポジウムですから皆真剣です。このような学びの場はめったにお目にかかれません。 シンポジウムは一貫して企業や市民と社会との関係をテーマに開催してきました。今年は普段の自分をもう一人の自分が周辺やへり、ふち、端から眺めることで、視野を広め自分を見つめなおすことができる自分作りに挑戦しました。土曜の午後を大変有意義に過ごすことができました。主催者でもあり学習者でもある自分がいることに気づきました。 WINE研では毎年のシンポジウムにあわせてエッセイ集を発行しています。今年の私のエッセイをここで紹介します。実は今回のシンポジウムで新しい試みをしました。「ザ・パラドックス」というグループを結成して休憩時間に生演奏をしたのです。音を紹介できないのが残念です。興味のある方は来年のシンポジウムにお越し下さい。 |
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2008年12月14日 12月6日の土曜日は、仙台で東北大学交響楽団の第151回定期演奏会がありました。今回も学生からの誘いを受けて一緒に演奏しました。 プログラムは シベリウス : 交響詩「フィンランディア」 ベートーヴェン : 交響曲第1番 ラフマニノフ : 交響曲第2番 です。 私が尊敬する偉大な音楽家の指揮の下、100人以上のメンバーがそれぞれに思いを込めて演奏しました。それぞれのメンバーが心を音に託して表現し、それを指揮者がひとつの音楽にまとめていく、これはまさに個と組織の統合といえるでしょう。見事に充実した演奏会になりました。 良い演奏会はそれを言葉に表したくありません。そのことが音楽のすばらしさであり、一緒に会場にいたもの同士でなければ分からない感動を共有しています。2時間以上の長いプログラムでしたが一心に演奏することができました。 このすばらしい機会がまたあることを祈りつつ仙台をあとにしました。 |
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2008年12月23日 12月21日の日曜日はロジャーズにとって記念すべき日でした。鎌倉野球協会の秋季大会を勝ち上がり、この日決勝戦が行われたのです。 私が監督を引き受けて5年目、一昨年がベスト8、昨年がベスト4、そして今年はついに念願の決勝戦進出を果たしました。創部24年目にして初めての快挙です。 野球をするには少し寒い時期ですが、心は燃えています。よく晴れた青空の下、午前10時に試合が始まりました。若いメンバーにやや気負いがあるもののいつもの力を存分に発揮しました。2点をとられたあとの3回表にわが方も2点を取り返して試合を振り出しに戻しました。 どちらのチームも譲らず迎えた6回表にわが方は3点を取られました。7回にも1点を与え6対2で試合が終わりました。準優勝が決まった瞬間です。 残念ながら優勝は逃しましたが、精一杯の野球をやれたと思います。負けてすぐに悔しい気持ちがこみ上げました。しかし、よくやったという安堵感がしだいに覆いかぶさり、表彰式の頃にはすっかり充実感に変わっていました。相手チームにエールを送り球場をあとにしました。 優勝は来年の楽しみに取っておこうと心に誓いました。充実してすがすがしい一日でした。 |